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矯正歯科では虫歯を教えてくれないってホント?矯正中に虫歯を予防する方法

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「矯正歯科では、虫歯を教えてくれないの・・・?」

矯正治療を検討している方のなかには、このようなネットの声を見て、不安に思った方もいるのではないでしょうか?

歯医者なのに、虫歯を指摘してくれないのが事実なら、いったいどんな理由があるの?と気になりますよね。

そこで本記事では、矯正歯科では虫歯を教えてくれないのは本当かどうか、その真相をご紹介します。

あわせて、矯正中に虫歯になる確率は高いのか、矯正中に虫歯を予防する方法についても解説しているので、不安や疑問を解消する参考にしてくださいね!

歯列矯正中はただでも虫歯になりやすい!

そもそも歯列矯正中は、通常よりも虫歯になりやすいです。
その理由には、「矯正器具」が大きく関係します。具体的には、次のような点が挙げられます。

◆ 矯正器具(ブラケットやワイヤー)が歯に装着されて、汚れが蓄積しやすい
◆ 矯正器具がつくことで、歯磨きがしづらい
◆ 矯正器具が口腔内にあることで、唾液の流れが悪くなりやすい

矯正中は器具が邪魔になるため、歯磨きの難易度が上がります。食べかすが器具に引っかかることも多く、磨き残しによる汚れの蓄積が増えて、細菌が繁殖しやすくなるのです。

また、唾液の流れが悪化して自浄作用が低下することや、矯正の治療期間が長く、適切な口腔ケアができないことで、虫歯が進行するリスクもあるでしょう。

場合によっては、「器具の部分が、虫歯だらけ」、「矯正後に器具を外したら、歯に穴が空いていた」という事態も起こりかねません。

矯正歯科では虫歯を教えてくれないの?

矯正歯科では虫歯を教えてくれないのかと、疑問に思う方もいるでしょう。

しかし基本的には、虫歯を治療してから、矯正治療をスタートする場合がほとんどです。

なぜなら、虫歯は進行性の病気であり、虫歯があると矯正治療が進められないからです。

虫歯を放置したまま矯正治療に入ると、治療がストップしたり、計画時と歯並びが変わってしまったりする恐れがあります。

矯正歯科医も歯科医なので、口腔内の状態をチェックし、虫歯を発見した場合には、一般歯科に依頼を出す必要があります。

もし虫歯治療に対応していなくても、きちんとしたクリニックであれば適切な指示を出してくれるので、安心してください。

矯正歯科では虫歯を教えてくれないといわれる理由

「矯正歯科では虫歯を教えてくれない」、そういわれる理由には、以下の3点が挙げられます。

一般歯科に一任しているため

矯正歯科のなかには、ほかの一般歯科に虫歯治療を任せているクリニックも、ゼロではありません。

「矯正はうちで診るけれど、虫歯はかかりつけ医で治療してもらってね」という方針で治療をおこなっているケースです。

矯正の通院時には、器具の調整や歯並びのチェックをしてもらうだけでなく、「虫歯になっていませんか?」と自分から聞いてみても良いでしょう。

矯正を始める前の初診カウンセリングで、虫歯の際の対応について尋ねてみることも大切です。

矯正治療を優先に進めるため

矯正歯科は、歯並びや噛み合わせを整えるのを目的とした診療科目です。

そのため、クリニックによって差はありますが、虫歯を発見してもすぐには処置をせず、矯正治療を優先して進める場合もみられます。

先述のとおり、歯列矯正中の虫歯は珍しいものではありません。

特にごく小さな初期虫歯であれば、経過観察のまま矯正を続けるケースも多いので、結果として「虫歯があるのを知らなかった」となってしまいやすいのです。

目視だけでは発見できない虫歯もあるため

目視だけでは発見できない虫歯があるのも、理由の1つです。
たとえば次のような場合、レントゲン撮影やマイクロスコープなどの専門的な設備で確認しなければ、虫歯の発見は難しいでしょう。

✓ 隣り合った歯との間(隣接面)にできる虫歯
✓ 詰め物・被せ物の下にできる虫歯

同じ歯科でも診療科目が違えば、備えている機器や知識は異なります。

調整の際に歯を見てもらっていても、肉眼だけでは判別できず、なかには見逃してしまうケースもあるといえます。

歯列矯正中に虫歯を予防するための注意点!

ここからは、自分でできる対策として、矯正中に虫歯を予防するための注意点を5つご紹介します。

総合的に診てくれる矯正歯科を選ぶ

矯正中に虫歯を予防するには、歯並びだけでなく、歯やお口の健康を総合的に診てくれる矯正歯科を選ぶことが第一のポイントです。

たとえ矯正治療のスキルが高くても、虫歯への意識が低い矯正歯科医を選んでしまうと、矯正後のきれいなはずの歯並びが台無しに・・という事態になりかねません。

一般歯科や予防歯科など幅広く対応してくれるクリニックなら、もしも虫歯が見つかっても、院内ですべての治療を受けられるので安心です。余計な治療期間のロスも省けます。

定期的に専門的な口腔ケアを受ける

矯正中の虫歯のリスクを減らすためには、定期的に専門的な口腔ケアを受けることも大切です。

『PMTC』というプロフェッショナルな歯のクリーニングなら、セルフケアでは取り除けない歯の表面や隙間、歯周ポケットの汚れまで、徹底的にきれいにすることができます。

3〜4ヶ月ごとに定期検診をふくめた歯の清掃をすることで、トラブルなくスムーズに矯正治療を続けられるでしょう。

矯正装置も丁寧に手入れする

矯正中に虫歯にならないためには、矯正装置も丁寧に手入れしましょう。

矯正治療の装置の手入れをする際は、以下のポイントを意識してみてください。

✓ ワイヤー矯正:毎食後、必ず丁寧な歯磨きをして、装置の表裏両面の汚れを落とす
✓ マウスピース矯正:水かぬるま湯(熱湯はNG)で洗い、正しく保管する

とくにワイヤー矯正は、歯に矯正装置がついているので、多くの方が磨きにくいと感じます。

しかしそれを言い訳にせず、歯間ブラシやタフトブラシといった、ワイヤー周辺を効率よく清掃できるアイテムを取り入れて、清潔を保ちましょう。

正しいセルフケアを身につける

矯正中の虫歯リスクを回避するには、正しいセルフケアを身につけ、実践することが何よりも重要です。

矯正治療の種類にかかわらず、まずは普段よりも念入りに毎食後、歯磨きをしましょう!

正しく磨くためにも、自己流ではなく、クリニックで歯磨き指導を受けるのがおすすめです。

また、フロスや歯間ブラシなどの補助用具の活用も必須です。

すぐに歯磨きできないのであれば、ブクブクうがいだけでもするなど、虫歯を防ぐケアを総動員して、矯正期間を過ごしてくださいね。

食生活にも注意する

虫歯にならないためには、以下のように、食生活にも気をつけましょう。

✓ 食事内容に気を配る
✓ 砂糖の多い飲食物を減らす
✓ 間食を控える

お口の衛生環境が悪い状態で、砂糖を多く摂取するのは、みずから虫歯を作りにいくようなものです。

飲食の回数を減らすためには、間食を控えるのも有効です。

矯正治療は年単位と長くなるケースもありますが、できることから実践して、虫歯を作らずに理想の歯並びを手に入れてくださいね。

末広町歯科・矯正歯科は総合的な歯科診療が可能です!

基本的に、矯正歯科が「虫歯を教えてくれない」ということはありません。

しかしクリニックによっては、虫歯治療に対応する環境がなかったり、矯正治療を優先したりするため、患者様からすると「どうして教えてくれないの?」と思うような対応をされる場合もあります。

末広町歯科・矯正歯科では、矯正歯科だけでなく、一般歯科や予防歯科などに幅広く対応が可能です!

もしも矯正治療中に虫歯が見つかった場合でも、別の専門クリニックに移動する必要がなく、スムーズに治療を進められます。

また歯科医師や歯科衛生士、矯正専門医が一体となって、患者様のお口全体の環境を管理するため、矯正治療だけでなく、口腔の健康全体をトータルにサポートできる点も大きな強みです。

もちろん、矯正歯科専門のドクターが多数在籍している当院では、矯正におけるさまざまなニーズにお応えできます。

通常のブラケット装置に加え、目立ちにくいホワイトワイヤーの矯正、裏側装置の矯正、マウスピース型矯正など、患者様1人1人に合わせて、豊富な歯列矯正の治療をご提供しております。

「矯正治療中でも、歯の健康は守りたい」、「虫歯の不安を解消して、歯並びを整えたい」とお考えの方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください!

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