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マウスピース矯正

子どものマウスピース矯正にかかる費用を知りたい!治療時期ごとの相場も紹介

マウスピース矯正

子どもの歯並びの悪さが気になる場合、検討されるのが矯正治療です。

矯正治療というと歯の表面にブラケットという装置を装着し、ワイヤーを通す「ワイヤー矯正」をイメージされる方がほとんどですが、より目立ちにくい「マウスピース型矯正装置」の登場により、以前よりも矯正治療が身近なものになってきています。

ただ、子どもの矯正治療においては、これまでマウスピース型矯正装置では対応できないケースが多く、生活に負担がかかることも多いワイヤー矯正での治療が基本でした。しかし現在ではマウスピース型矯正装置の技術の進歩により、歯の生え変わりの時期からの治療が可能となっています。

子どもの将来のためにと矯正治療を検討される親御さんも増加傾向にありますが、どのくらい費用がかかるものなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、子どものマウスピース型矯正装置でかかる費用の種類などについてと、治療時期ごとの費用相場もご紹介します。

子どものマウスピース型矯正装置でかかる費用とは

子どものマウスピース型矯正装置は、従来のワイヤー矯正と比べて見た目がよく、目立たずに歯並びを整えられるなど、メリットの多い治療法です。また、子どもの歯列矯正で必要となることの多い顎の拡大も可能なため、歯を適切な位置へ動かす治療と同時に行うことで、効率よく歯並びを整えられます。

子どもの矯正治療は、早くからはじめることが重要です。治療をはじめるにあたり、どのような費用がかかるのか、マウスピース型矯正装置に関する気になる費用についてご紹介します。

子どもの歯列矯正は成長時期で治療方法が違う

子どもの歯列矯正は、歯の生え変わりの時期に行う「第1期治療」と、永久歯がすべて生え揃ってから行う「第2期治療」があります。

一般的に、第一期治療は小学校低学年から高学年頃まで、第2期治療は12歳頃から高校生頃の時期までに行う治療のことです。そもそもこの2つの時期の治療は、目的に違いがあります。

以下は、第1期治療と第2期治療の具体的な内容です。

  • 第1期治療:主に顎の成長のコントロールや大きさを整える治療を行う。成長期に骨格の矯正を行うことで、上下の顎のバランスを整えたり、永久歯の生えるスペース不足を予防して正しい生え換わりを導くことを目的とする。
  • 第2期治療:顎の成長のピークを超え、永久歯が生えそろった後、ほとんど大人と同じ方法で矯正治療を行い、総合的に歯並びを整えていく。

第1期治療を行うと、その後に第2期治療を行わずに済んだり、それほど費用をかけずにキレイな歯並びに導ける可能性も高くなります。第1期治療が終了した後も経過観察を行い、永久歯がすべて生え揃った頃に第2期治療へ移行する必要があるかの判断を行います。

第2期治療に移行する年齢は個人差が大きいため、子どもの身長や手の骨などの様子を見る方法で、いつ治療を開始するか見極めることが多いです。

治療の方法は一般的な大人の矯正治療とほとんど同じで、目指す歯並びに応じてマウスピースで治療を行います。

子どものマウスピース型矯正装置でかかる費用の種類

マウスピース型矯正装置治療では、以下のような費用がかかります。

  • 初回カウンセリング費用(当院では無料です)
  • 検査、診断費用
  • 矯正装置費用
  • 調整費用

調整費用とは、歯並びの経過観察や装置の調整、交換など、通院のたびにかかる費用です。この費用は歯科医院によって呼び名が違うことも多く、基本的に大人でも子どもでもかかります。

マウスピース型矯正装置は医療費控除の対象

基本的に、歯の矯正治療は自由診療とされており、健康保険が適用されません。そのため、マウスピース型矯正装置にかかる費用も10割負担となり、どうしても費用が高額になってしまいます。

しかし、前年に10万円以上の医療費を支払った場合、確定申告で医療費控除が受けられるのをご存知の方は多いでしょう。実は、マウスピース型矯正装置でかかった費用も、他の疾患で医療機関を受診したときの医療費と同様に、医療費控除を受けられます。

医療費控除の対象になると、所得税から医療費でかかった金額を差し引くことで、還付金だけでなく課税所得も少なくなるなどのメリットがあります。

ただし、ここで注意したいのが、すべての矯正治療が医療費控除の対象となるわけではないことです。医療費控除の対象となるのは、歯科医師に治療目的と判断された場合のみで、審美目的の場合は対象外となります。

子どもの場合は、大人と比べて歯列矯正が治療目的と認められるケースが多く、医療費控除の対象となりやすいのが特徴です。

上の歯と下の歯が噛み合わない不正咬合や、顎の骨の発育が悪く歯の成長を阻害するような場合など、健康に悪影響が出る恐れのある場合には医療費控除の対象となりますので、お住まいの地域の税務署に相談してみるとよいでしょう。

【子どものマウスピース型矯正装置】治療時期ごとの費用相場

家計をやりくりしている親御さんたちの中には、「子どもの矯正費用は高くて手が出せない!」とお思いの方も多いです。しかし子どもの矯正治療は、歯並びの症状や選択する装置、歯科医院によっても費用に大きな差があるので、思っていたより高額の費用がかからずに済む場合もあります。

ここでは、子どものマウスピース型矯正装置に実際どのくらいの費用がかかるのか、治療時期ごとの費用相場をご紹介します。

第1期治療の費用相場

第1期治療の費用相場は、約30万円から40万円です。

前述したように、第1期治療では顎の骨や噛み合わせなどの治療を行います。顎や歯列の発育によってマウスピース型矯正装置だけでなく、床矯正装置や拡大装置なども使い分けながら治療を行っていくため、費用も患者さんによってかなり違いが出ます。

また、使用する装置の数が多いと、それに伴って費用も高額になるので注意が必要です。さらに、続いてはじまる第2期治療でも別途費用がかかりますので、覚えておきましょう。

第2期治療の費用相場

第2期治療の費用相場は、約40万円から60万円です。

第2期治療は、大人が行うマウスピース型矯正装置とほとんど同じです。しかし、当院では、第1期治療が済んでいる場合に第2期治療へ移行する際の料金を差し引いて、費用が安くなります。

第2期治療の場合、治療に使う装置によって費用が大きく異なります。また、マウスピースブランドによっても費用が違ってくるため、使用する装置を事前にホームページなどで確認するか、歯科医院に直接確認してみるとよいでしょう。

マウスピース型矯正装置の費用を安く済ませるには

マウスピース型矯正装置は、自分で着脱ができる便利な矯正器具です。食事や歯磨きの際は取り外せるため、日常生活での負担や痛みが少ないというメリットがあります。しかしその反面、歯科医師に指示された装着時間や使用方法を守らないと、思ったような治療効果を得られなくなります。

とくに子どもは、マウスピースなどの異物が口の中にある状態を好みません。そのため、親御さんが気づかない間に外してしまっていたり、必要以上に強く噛んでマウスピースを破損させたりしてしまうと、マウスピースの作り直しや治療が長引く原因になることも。

これらのことが起こると、結果的に治療費がかさみ、予定よりも費用がかかってしまう可能性もあります。マウスピース型矯正装置の費用を安く済ませるには、きちんと担当医の指示を守り、最短で治療を終わらせることが重要です。

治療をはじめる際に、矯正治療の大切さを子どもとしっかり話しておくとよいでしょう。

まとめ

子どものマウスピース型矯正装置でかかる費用の種類などについてと、治療時期ごとの費用相場もご紹介しました。

子どもが歯列矯正をはじめる時期は、治療費用と密接に関わってきます。はじめる時期によっては、トータルで支払う費用が大きく変わってくる場合もありますので、できるだけ早めに歯科医院へ相談に行ってみることをおすすめします。

また、治療を受ける歯科医院の選び方も非常に重要です。カウンセリングで気になることをしっかりと聞き、納得したうえで治療を開始するようにしましょう。

当院では、患者様にとって最良の治療はどれなのかを考え、一人ひとりに最適のプランを立てて診療を行っております。どの治療にも必ずよい面もあれば、よくない面があるのも事実です。当院では、患者様への事前説明を重視しておりますので、気になる点について納得されるまでご説明いたします。

無料カウンセリングと歯並びシミュレーションを行っておりますので、まずは1度お気軽に「千代田区の矯正歯科専門・末広町矯正歯科」までご相談ください。

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