ワイヤー矯正を検討している人の中には、次のような不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
● 「歯医者の治療で、口に物が入るのが苦手・・」
● 「前にオエッとなった経験がトラウマとなり、歯医者に行くのがこわい・・」
● 「過去、レントゲンを撮ったときに口の中に器具を入れて不快感があった・・」
歯科治療などで吐き気をもよおす『嘔吐反射』。
この症状に悩んでいる患者さまは、実は少なくありません。
嘔吐反射が原因で、矯正治療をためらってしまうケースも、実際に多くみられるものです。
今回は嘔吐反射が強い方へ向けて、ワイヤー矯正の対策方法をご紹介します。
嘔吐反射は、身体に備わった正常な反応です。
対策することで歯列矯正はできるので、本記事の内容を参考にして、不安の解消に役立ててくださいね。
嘔吐反射とは?
嘔吐反射とは、口の奥に異物を感じると「オエッ」とえづいてしまう身体の反応です。
食道に異物を入れさせないための防御反応であり、通常は喉の奥に異物が入ることで症状が出ます。
しかし、嘔吐反射が強い方だと、口内に器具や指が入るだけでも吐き気を覚えることがあります。
嘔吐反射は、次の3点がおもな原因です。
● 生理的な反射
● 歯科治療への恐怖心
● 呼吸方法
生理的な反射とは、意志とは関係なく吐き気を誘発することです。
嘔吐反射のほかの原因には、過去の経験からくる恐怖心や、口呼吸のクセといった呼吸方法の問題が挙げられます。
とくに、歯科治療に対する不快な経験は、心理的なトラウマになっているケースも多いといえます。
ワイヤー矯正で嘔吐反射が不安になる理由
嘔吐反射は個人差が大きく、平気な人もいれば、中には考えただけで気持ちが悪くなる方も・・。
こちらでは、ワイヤー矯正で嘔吐反射が不安になる理由を3つご紹介します。
歯型をとる必要があるから
ワイヤー矯正などの歯列矯正をする場合、歯型をとる必要があります。
基本的に型取りをするためには、冷たくてドロドロとした粘土のような材料を口の中に流し込まなくてはいけません。
さらに、固まるまで数分待たなければいけないこともあり、嘔吐反射に不安のある方にとっては、非常につらい時間となってしまいがちです。
器具や装置を入れる必要があるから
器具や装置を入れる必要があることも、嘔吐反射が不安になる理由の1つです。
矯正治療をするときには、お口を開けたり、器具を出し入れしたりする場面が多くあります。
口の中に器具や装置を入れることへ不快感がある方は、その状態に耐えるのがつらくなってしまう方が多いでしょう。
またワイヤー矯正は長い期間かかる治療であり、矯正装置がずっと口の中に入っていることが、不安要素になる場合もあります。
過去に歯科治療で嘔吐反射が出たから
不安になる大きな理由には、過去の歯科治療で、嘔吐反射の経験があるケースも挙げられます。
一度、嘔吐反射が出たり、実際に吐いてしまったりすると「ワイヤー矯正をしたいけど、また同じ思いをするのは嫌・・」と歯科医院へいくのをためらってしまうのは当たり前のことでしょう。
過去のトラウマにより、歯科治療に恐怖心や過度な緊張を抱いてしまう方は、不快感が先行し、嘔吐反射への不安も増幅しやすいものです。
嘔吐反射が強い方がワイヤー矯正をおこなうための対策
ここからは、嘔吐反射が強い方がワイヤー矯正をおこなうための対策を、2つご紹介します。
3Dスキャンで型取りする
「歯科治療でおこなう型取りが苦手」という方は多くいらっしゃいます。
しかし、従来の液体を流し込むような型取りではなく、「お口にほとんど触れずに型取りができる」としたら、不安はかなり軽減するのではないでしょうか?
近年では、3Dスキャンで型取りできる歯科医院も増えてきています。
「光学スキャナー」を使った型取りは、機械でなぞるだけで、短時間で正確な歯型がとれる最新の医療設備です。
ワイヤー矯正に光学スキャナーを用いている歯科医院はまだ限られますが、嘔吐反射への不安を解決できる画期的な機械なので、導入している歯科医院を探してみると良いでしょう。
末広町歯科・矯正歯科で導入している『iTero(アイテロ)について』
カウンセリング時に歯科医師に相談する
嘔吐反射に不安のある方は、まずはカウンセリング時に歯科医師に伝えましょう!
「歯科治療がすごく苦手」「オエッてなりやすい」など、自分の気持ちを率直に申告していただくのが一番です。
どんなに嘔吐反射が激しい場合でも、歯科スタッフからは、見た目だけで判断することはできないものです。
しかし事前に相談すれば、治療時に上半身の角度を調整してくれたり、小さな器具を使ってくれたりと、さまざまな配慮をしてくれます。
矯正治療で嘔吐反射を防ぐために自分でできる対策
最後に、嘔吐反射を防ぐために、自分でできる対策をみていきましょう。
矯正治療の不安を減らせる3つのポイントをご紹介します。
リラックスを心がける
歯科医師に相談したあとは、リラックスを心がけて治療を受けましょう。
目を閉じる、身体の力を抜くなど、できるだけ治療から意識をそらして、ラクに過ごすのがポイントです。
型取りの待ち時間の苦痛をやわらげるために、スマホを見たり、音楽を聴いたりするといった対策を、要望としてカウンセリング時に伝えてみても良いでしょう。
体調を整えておくことも対策の1つになるので、治療前日はしっかり睡眠をとってくださいね。
深い呼吸法を意識する
矯正治療を受ける際は、深い呼吸法を意識するのがおすすめです。
深い呼吸には、緊張を和らげる効果があります。
また鼻呼吸は、口呼吸よりも嘔吐反射を起こしにくい呼吸法として知られています。
できるだけ上半身を起こした状態で、あごを引いて鼻呼吸をすると、喉がしまるため、吐き気を覚えるリスクが減らせます。
我慢しない
嘔吐反射を防ぐためには、我慢しないこともポイントの1つです。
もしも吐き気が出るなど気分が悪くなった場合は、遠慮せず歯科医師に伝えてくださいね。
「迷惑かも・・」と思って伝えずにいると、余計につらさを助長する原因になってしまいます。
我慢せずに言うことで「処置の手を止めてもらえる」という安心感は、治療中の負担を軽くしてくれます。
末広町歯科・矯正歯科では患者さまに寄り添った歯列矯正が可能です!
ワイヤー矯正をはじめとする矯正治療に、嘔吐反射はつきものです。
嘔吐反射は、決して珍しい症状ではありません。苦手意識を持つ方も少なくないので、遠慮せずに歯科医師やスタッフに伝えてくださいね。
身体に備わった正常な反応である嘔吐反射は、きちんと対策をすれば矯正治療ができます。まずは歯科医院に相談してみましょう。
末広町歯科・矯正歯科では、患者さま1人1人へ寄り添った“オーダーメイドの歯列矯正”をおこなっております。
幅広い矯正治療の実績を持つ当院は、矯正歯科専門のドクターが多数在籍しているため、難しい症例や治療に不安がある方も、納得したうえで矯正治療を受けていただけます。
また歯型をとる際には、最先端の『口腔内デジタルスキャナー(iTero)』を使用したデータの取得が可能です!
従来の型取りの不快感を解消できるスキャナーは、所要時間が約5分と迅速で快適、型取りが苦手な患者さまにも、安心して型取りができると大変好評です。
医療体制や実績の豊富さはもちろん、「不安に寄り添って治療してくれる」「要望にちゃんと耳を傾けてくれる」矯正治療がしたいとお考えの方は、末広町歯科・矯正歯科までお気軽にご相談ください!