「歯のクリーニング、短時間でもっと快適に受けられたらいいのに・・」
歯医者でクリーニングを受けた人の中には、上記の感想を持った方もいるかもしれません。
そんな方におすすめしたいのが、『エアフロー』という最新型のクリーニング方法です。
エアフローは1度の通院で集中的に施術ができ、歯にやさしく、高い清掃効果が期待できるプロフェッショナルケアともいえます。
今回は、エアフローのメリットや、保険適用との違いを詳しくご紹介していきます！
審美面や快適性だけでなく、虫歯や歯周病の予防にも大きな効果のあるエアフローを知って、歯のクリーニングの選択肢を増やしてくださいね。
歯科の『エアフロー』とは？
エアフローとは、歯科クリーニングで使われる機械の1つです。
ジェットクリーニングとも呼ばれ、特殊なノズルを使い専用パウダーと水をジェット噴射することで、歯にこびりついた汚れを落としていきます。
毎日の歯磨きでは落としきれない細かい汚れを除去できるエアフローは、従来のクリーニングよりも清掃効果が高く、より快適に治療を受けられる点が大きな魅力です。
短時間でしっかりとお口の中をきれいにできるため、リピーターとなる方も多いです。
エアフローは、歯とお口の健康維持のための新たなスタンダードとなりつつある、最新の歯科クリーニングだといえます。
エアフローと保険適用のクリーニングの違い
自費診療の扱いとなるエアフローと、保険適用のクリーニングとは、その目的に決定的な違いがあります。
保険診療のクリーニングは「治療目的」であり、国のルールで決められた範囲内において、病気の原因である細菌を除去することを目指します。
一方、エアフローによる自費診療のクリーニングは「予防目的」としておこなわれます。
予防に重点を置くため、未然に虫歯や歯周病を防ぎ、歯やお口を良好な状態に保つことが可能です。
歯医者でエアフローを使ったプロフェッショナルケアを受けることは、先回りして虫歯や歯周病のリスクを抑え、快適な口内環境を維持することにつながるといえます。
エアフローの効果やメリット
保険適用では得られない、高い予防効果が期待できるのがエアフローの魅力です。
ここからは、さらに具体的なエアフローの効果やメリットを4つご紹介します。
短時間で効率的にきれいにできる
エアフローの特徴の1つは、短時間で効率的に歯をきれいにできることです。
エアフローの施術では、歯の広範囲を高圧洗浄するように、歯石やプラークを弾き飛ばしてきれいにします。
通常のスケーリングとは異なる最先端の清掃方法であるため、歯の表面や歯肉へダメージを与えず、細かい隙間の汚れまで確実に落とせるのです。
保険適用のクリーニングでは複数回の通院が一般的ですが、自費のエアフローであれば、1回の通院ですべての処置が完了します。手間をかけず、効率良くお口をスッキリさせたい方には、特におすすめです。
虫歯や歯周病の予防になる
エアフローを使ったクリーニングは、虫歯や歯周病の予防になります。
通常のクリーニングでも歯の表面の汚れは落とすことができますが、歯周ポケットの奥の歯石やプラークは取り切れないケースも多いのが実情です。
しかしエアフローの細かい専用パウダーは、歯と歯の隙間や、歯周ポケットの中のバイオフィルムも除去できるため、口腔内の細菌を減らすことができます。
細菌の総数が減れば、虫歯や歯周病のリスクを抑えることが可能です。またエアフローをした後は、歯の表面が磨かれて滑らかになり、細菌がつきにくくなるので、予防の観点からも大きなメリットがあるといえるでしょう。
歯や被せ物への負担が少ない
エアフローは、研磨剤や金属チップを使用するスケーリングとは違い、細かいパウダー粒子で清掃します。
そのため、患者様の歯や、被せ物への負担を大きく減らすことが可能です。
歯にやさしく、傷つける心配がない一方、エアフローはジェット噴射でパワフルに歯面清掃するので、頑固な汚れであっても、徹底的にきれいにすることができます。
被せ物があったり、矯正器具がついていたりする方には、エアフローのクリーニングは最適だといえるでしょう。
また保険適用のクリーニングと比べて、痛みや振動などの不快感が少ないことも、エアフローの特徴です。「従来の保険のクリーニングが苦手」という患者様にも、満足度の高い施術として定評があります。
着色汚れや歯垢がつきにくい
エアフローのメリットには、着色汚れや歯垢がつきにくくなることも挙げられます。
特殊なパウダーで汚れを吸着するエアフローの施術後は、歯の表面が滑らかでツルツルになります。
そのため、クリーニングをしてしばらくの間は、着色汚れや歯垢がつきにくい状態が続くのです。
コーヒーやワインなどの飲み物の汚れや、タバコのヤニといった強力な着色汚れは、日頃の歯磨きで完全に落とすのは難しいもの・・。
エアフローなら着色汚れがつきにくい状態が保てるので、審美面においても有効な手段だといえます。
エアフローのデメリットと注意点
メリットの多いエアフローですが、いくつかのデメリットや注意点があります。
患者様のお体の状態によっては、確認すべき項目もあります。こちらでは3つのポイントをみていきましょう。
費用がかかる
健康保険が効かないエアフローは、自費診療です。そのため、通常のクリーニングよりも費用がかかる点は、デメリットだといえるでしょう。
しかし、自費のエアフローには、歯石やバイオフィルムを徹底的に除去する効果だけでなく、結果として、虫歯や歯周病を予防できるという大きなメリットがあります。
将来的に痛みや不快感を伴うお口のトラブルが発生するリスクを減らせるため、長い目で見れば、治療費の削減になるともいえます。
受けられない方もいる
メリットの多いエアフローですが、特定の条件下での制限があります。
下記のような方は受けられない場合もあるので、注意が必要です。
● 呼吸器疾患をお持ちの方
● 放射線治療中の方
● 妊娠中、授乳中の方
● ナトリウム摂取制限を必要とする方
● 塩化セチルピリジニウム（CPC）、エリスリトールにアレルギーの方
心当たりのある方は、事前に必ず歯科医師に伝えるようにしましょう。
歯の色を変える施術ではない
エアフローは歯の色を変える施術ではない点には、注意しましょう。
エアフローは、歯に付着した汚れを吸着して落とせるため、ある程度は歯をきれいにする効果が期待できます。
しかし、本来の歯の色よりも白くするといったホワイトニング効果はありません。
歯の色をしっかりと明るくしたい方は、別途ホワイトニングを受けることが必要です。
歯を白くしたい方や、エアフローのクリーニングで自分の歯がどのくらいきれいになるかを知りたい方は、歯医者に相談してみましょう。
エアフローによるメンテナンスで虫歯や歯周病の予防をしませんか？
エアフローで歯のクリーニングをするメリットや、保険適用との違いをご紹介しました。
自費診療となるエアフローのメンテナンスは、審美面や歯へのやさしさ、予防歯科といった点において、とても大きな効果があります。
より効果的に、そして快適に最先端のクリーニングができるエアフローは、生涯にわたり歯の健康を保ちたい方には最適の施術だといえるでしょう！
末広町歯科・矯正歯科では、自費診療となりますが、エアフローによる気持ちの良いクリーニングをご提供しております。
最新機器を完備している当院では、一般歯科の診療から矯正歯科まで、幅広く治療を受けていただくことが可能です。
特に、歯並びのお悩みを持つ患者様1人1人に寄り添った“矯正治療”には豊富な実績があり、院内には矯正歯科専門のドクターも在籍しております。
平日は20時、土日は18時まで診療しておりますので、「エアフローで歯のクリーニングを受けてみたい」「歯並びを整えて快適な生活を送りたい」とお考えの方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください！
