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出っ歯(上顎前突)のデメリットは?原因や最適な治療方法は?

マウスピース矯正

出っ歯を治したいと思っていても「矯正は高額で痛そう」と諦めていませんか?

口元は人の印象を左右する重要なパーツですが、出っ歯であることにコンプレックスを感じている方は少なくありません。

出っ歯の度合いによっては健康被害につながることもあり、さまざまなデメリットが生じてしまいます。

本記事では、出っ歯のデメリットや原因、治療方法まで詳しく解説します。

 

出っ歯のデメリットは?

出っ歯は歯科用語で『上顎前突症』と呼ばれる、不正咬合(ふせいこうごう)の1つです。

具体的には、上の前歯が下の前歯よりも4mm以上、前方に飛び出た状態を出っ歯と診断します。そのため、3mm以下の隙間があいていても、出っ歯には該当しません。

出っ歯であることで見た目にコンプレックスを抱える方は少なくありませんが、実は見た目以外にもデメリットが多くあるってご存知ですか?

ここでは、出っ歯のデメリット5つについて詳しく解説します。

口臭や歯周病の原因になる

出っ歯は、前歯が前方へ出ていることから口が閉じづらく、気づかないうちに口呼吸になることが多くあります。

口が開きっぱなしの状態が続くと口内が乾燥し、雑菌が繁殖して口臭や歯周病の原因となってしまいます。

唾液の作用はいくつかありますが、口の中の汚れを洗い流したり細菌の繁殖をおさえたりと、健康に関わる働きをしてくれています。

しかし、口呼吸になってしまうと唾液の分泌が少なくなり、自浄作用が働きにくくなってしまうのです。

消化不良につながる

出っ歯は前歯同士の噛み合わせが悪いことにより、食べ物を噛み切れずに飲み込んでしまうこともあります。

噛み切れずに飲み込んだ食べ物は、そのままの形で胃や腸まで運ばれるため、消化器官への負担が大きくなってしまいます。

消化の際に大きな負担がかかると胃腸の働きが低下して、消化不良につながることも。とくに、「麺類」や「食物繊維の豊富な食べ物」が食べづらいと感じる方が多いため注意が必要です。

精神的負担につながる

出っ歯であることにより、精神的な負担を感じる方も少なくありません。人と話すときや食事を共にするときなど、口元は注目されやすいパーツです。

出っ歯にコンプレックスを感じて、人前で思いっきり笑えなかったり手で隠したりと、人知れず悩んでいる方もたくさんおられます。

なかには、出っ歯であることを理由に食べ方が気になるので、人と一緒に食事ができないという方も…。

歯列矯正によって歯並びが改善できれば、自信が持てるようになる方も多いので、精神的な負担を抱えている方は、ぜひ治療を検討してみてくださいね。

前歯を怪我しやすくなる

前歯が出ていることで物にぶつかりやすく、怪我をしやすくなるのも出っ歯のデメリットです。

とくにバスケットボールなどの球技や、人と接触しやすいスポーツなどは注意が必要です。

前歯が何かにぶつかると変色したり欠けたりと、見た目が悪くなるだけでなく口内を傷つける可能性も高まります。

頭痛や肩こりの原因になる

出っ歯ゆえに噛み合わせが悪い場合、「咀嚼筋(そしゃくきん)」への負担が大きくなり、首や肩がこりやすくなります。

というのも、出っ歯が理由で食べ物が噛みにくく、必要以上に咀嚼に力を使ってしまうからです。咀嚼筋の負担が大きくなると筋肉がこわばって首こりや肩こり、さらに頭痛を引き起こしてしまうのです。

また、出っ歯と「過蓋咬合(オーバーバイト)」という不正咬合を併発するケースも多く、上の前歯が出ているだけでなく、下の前歯が隠れて見えないという方もおられます。

いずれにせよ出っ歯は口元の問題に止まらず、体の歪みにつながってしまうため、歯列矯正にて噛み合わせを治すことが望ましいです。

 

出っ歯になる原因は?

出っ歯になる原因はさまざまですが、代表的な原因を以下に挙げてみます。

●骨格の遺伝
●成長期のクセ(指しゃぶりなど)
●姿勢の悪さ
●虫歯の放置
●口呼吸

このように、出っ歯には先天性のものと後天性のものがあり、人によって原因は異なります。

ご両親も出っ歯の場合、骨格が遺伝することで出っ歯になる可能性もあります。ただ、歯並びは生活習慣が大いに関係するため、一概に遺伝とは限りません。

また、いくつかの原因が組み合わさっていることもあり、大人になってから「〇〇が原因で出っ歯になりました」と特定することは難しいところです。

 

出っ歯を治す最適な治療方法は?

ここまでの内容から、出っ歯は見た目だけでなく健康被害を引き起こすことがお分かりいただけたかと思います。

出っ歯を治すには前歯を引っ込めることになりますが、ここで注意していただきたいのが、「絶対に自分で前歯を押して治そうとしない」ことです。

出っ歯を治したいと考えている方は、必ず歯科医師の指導のもと、正しく治療しましょう。

ここでは、出っ歯を治す方法を4つ紹介します。

ワイヤー矯正

「歯の矯正」と聞いて多くの方がイメージするのが、ワイヤー矯正かと思います。歯の表面に矯正装置(ブラケット)をワイヤーで固定して、少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。

歯のズレ具合に関わらず幅広く対応できるスタンダードな矯正方法で、安定した結果が期待できます。ほかの矯正方法よりも安く済むケースもあり、近年では目立ちにくい「裏側矯正」という方法を選ぶ方も増えています。

1つ1つのブラケットとワイヤーを歯科医師が調節していくため痛みが出やすく、自由に取り外しできないことや、汚れが溜まりやすいなどのデメリットがあります。

マウスピース矯正

透明のマウスピースをつけて歯を動かす矯正方法です。ワイヤー矯正に比べて目立たず通院も少ないことから、近年人気の高い歯列矯正となっています。

ズレがあまり大きくない出っ歯であればマウスピース矯正でも対応できますが、歯並びによっては対応できないことから、症例が限られるというデメリットも。

ただ、ワイヤー矯正より痛みにくく治療中のトラブルは比較的少なめ。最短で理想的な歯並びを目指すためにも、精密な型取りと患者様の歯の状況に合わせた、適切な治療計画ができる歯科医院を選ぶことが大切です。

セラミック矯正

セラミック矯正は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正のように「歯を動かす」という矯正方法ではありません。患者様の歯を削り、その上からセラミックで作った歯をかぶせて、見た目や軸を整えるという治療になります。

矯正装置を使わないため歯が動く痛みはなく治療期間も数週間〜数ヶ月と短いのがメリットです。また、セラミック矯正は治療する歯の本数で値段が変わるのが一般的なため、部分的な治療で完了すれば費用もおさえられます。

ただし、かぶせ物をするためにご自身の歯を削ったり、将来的にセラミックが変色したりと、いくつかのデメリットもあります。

外科手術

歯列矯正のみで治療が難しい出っ歯の場合は、外科手術を一緒におこなうこともあります。ワイヤー矯正やマウスピース矯正では、歯を動かすことはできても、骨格を変えることはできません。

骨格の歪みやズレによる出っ歯を治す際、外科手術と歯列矯正を組み合わせておこなうことで、重度の出っ歯の治療も可能になります。

入院をともなう手術となり術後も定期的な通院が必要になりますが、保険適用になるケースもあるので、歯列矯正だけで対応できない方は歯科医師と相談してみてください。

 

出っ歯(上顎前突)でお悩みの方は『末広町矯正歯科』までご相談ください

今回紹介したように、出っ歯は健康被害を及ぼしたり、精神的な負担を感じたりと、さまざまなデメリットがあります。

歯列矯正は費用も時間もかかるため、「自分でどうにか治したい」と考える方もいるかもしれません。

しかし、常に一定の力で数ヶ月、数年も歯を押し続けることは不可能ですし、治療には専門的な知識や検査も必要になります。

当院、末広町矯正歯科では、確かな技術力と知識で患者様に寄り添い、理想の歯並びへと導きます。

丁寧な説明を心がけており、歯列矯正への不安を感じる患者様にもご納得いただいた上で治療をおこなっています。初診相談無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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