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抜歯矯正をするべき4つのケースと男性がマウスピース型矯正装置をするメリットを紹介

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人の第一印象を決めることもある歯並びですが、日本では欧米ほど幼少期から矯正をするという習慣がないため、歯並びに問題があるまま大人になってしまったという方も少なくありません。

とくに、近年マウスピース型矯正装置の普及によって女性の間では矯正に関する意識が高まり、治療を検討する方も増えてきていますが、それに対して男性が矯正をするという事例は少ない傾向にあります。

しかし、仕事で忙しくさまざまな方に会う機会の多い男性こそ、歯並びを気にしている方も多く「矯正をしたいけど装置の見た目が気になる…」「歯医者に通う時間がない…」「抜歯をして矯正をするのはこわい…」という理由から治療を諦めている方も多いようです。

抜歯矯正については、クリニックごとに考え方が違うケースもありますが、抜歯をしたほうが理想の歯並びを手に入れられる人もいます。

そこでこの記事では、抜歯矯正と非抜歯矯正について、男性におすすめのマウスピース型矯正装置について詳しくご紹介します。

矯正に興味がある男性の方、抜歯について知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

抜歯矯正と非抜歯矯正について

抜歯矯正とは、歯を動かすスペースを確保するために歯を抜き、その部分に対して歯を動かしていくことで歯並びを綺麗に整える矯正方法です。

「抜歯せずに矯正できる」という広告を目にすることもありますが、歯並びや噛み合わせのずれが大きければ、やはり抜歯をしたほうが歯の動くスペースが生まれるためより綺麗な状態に仕上がります。

本来抜歯が必要な方が無理に非抜歯で治療を行った結果、顔の形が変わってしまった、顔つきが悪くなってしまったなどのトラブルもあることから、歯の状態に合わせて抜歯か非抜歯を選ぶべきであり、最初から口内の状態を見ずに「抜歯はしなくても治療できる」というのは難しいと考えてよいでしょう。

最悪の場合は転院して矯正をやり直すということにもなりかねないため、抜歯か非抜歯か適切な判断ができる、症例数の豊富な医師が在籍する矯正歯科を選ぶことをおすすめします。

抜歯矯正をしたほうがよいケース

矯正をする際に「歯を抜くのがいやだ」と考えて治療を躊躇している方もいらっしゃいます。ここからは、抜歯矯正をしたほうがよいケースをご紹介します。

重度の出っ歯(上顎前突)

重度の出っ歯の方は、前歯で食べ物を噛みきれない、唇を閉じることができないなど、日常生活に支障をきたしているだけではなく、他人からの見た目も悪いためコンプレックスを抱える原因となります。

重度の出っ歯への治療は、前歯を大幅に奥へ移動させることが必要となるため、抜歯をして歯を間引いた状態で移動させていきます。

受け口(下顎前突)

受け口は、出っ歯とは反対に下の歯が前に出ている状態で、食べ物をうまくかめない、下顎がしゃくれてしまう、発音が聞き取りづらいといった問題が発生します。

受け口は、下の前歯を奥へ移動させることが必要となるため抜歯が必要となります。

重度の叢生

子どもの頃からやわらかい食べ物ばかりを食べていると、顎が育たず小さいまま成長してしまうことがあります。

しかし、歯は必要な本数しっかり生えてくるため、そこで歯と歯がぶつかりあってしまい歯並びを悪くしている場合があります。

このような場合は、抜歯をせずに矯正してしまうと歯茎が下がる、噛み合わせに支障をきたすといった結果になってしまうため、抜歯をしてから矯正治療をすることをおすすめします。

上下顎前突

上下顎前突とは、上の前歯と下の顎が両方前方に出ている歯並びのことで、横から見ると口全体が突出しているように見えるのが特徴です。

矯正治療の際は前に出ている歯を後方に移動させ、まっすぐに立たせる必要があるため、抜歯により歯を綺麗に並べる必要があります。

非抜歯矯正の方法

歯の状態によっては、抜歯をすることなく非抜歯で矯正を行うことも可能ですが、その場合は以下のような処置を施すことがあります。

ここからは、非抜歯矯正の方法をご紹介します。

奥歯を後ろへ動かす

親知らずのみを抜歯し、奥歯を後ろへ動かすことで歯が並ぶスペースを作ることができれば、親知らず以外の歯は抜歯せずに矯正治療をすることが可能です。

また、歯列にある程度余裕があることも条件となるため、口内の状態次第では適応できないケースもあります。

歯を削る

歯並びの問題が軽度であれば、抜歯をせずにいくつかの歯を少し削って調整できるケースもあります。

削るというと少し怖いと感じるかもしれませんが、削る部分はエナメル質の厚みの半分以下で、大体0.2~0.6mm程度です。

大きなスペースを作れるわけではないため、重度の歯並びの問題には適応できませんが、軽症の方には活用できる場合があります。

男性にマウスピース型矯正装置をおすすめする理由

ここまで抜歯矯正と非抜歯矯正についてご説明してきましたが、実際に抜歯が必要か、不要かは矯正歯科で判断する必要があります。

男性が矯正を躊躇ってしまう理由として、抜歯以外にも矯正をしていることがわかってしまうのが嫌だという理由がありますが、マウスピース矯正ならその心配はありません。

ここからは、男性にマウスピース型矯正装置をおすすめする理由をご紹介します。

好きなときに取り外し可能

マウスピース型矯正装置は好きなときに外すことが可能です。

食事の際に外して綺麗に歯を磨くこともできますし、大事な商談やプレゼンの際に外して普段通りに生活することも可能です。

しかし、マウスピースは1日20時間以上つける必要があるため、何度も外してしまうのは治療期間を長引かせる原因となるので注意が必要です。

1日の中でスケジュールを組んで、時間通りマウスピースを装着できるようにしましょう。

治療期間がわかる

マウスピース型矯正装置では、事前に口腔内を3Dスキャナーで撮影し、矯正終了までの期間をシミュレーションします。

事前に矯正終了までの計画を立てるため、どの程度矯正に時間がかかるのかを把握することができるのが特徴です。

シミュレーション通りに治療が進んでいるかどうかを定期健診時に確認するため、万が一予定通り進んでいない場合すぐに医師が計画を修正してくれます。

そのため、大事な仕事を抱えていて、予定日までにしっかり矯正治療を終わらせたいと考えている男性の方におすすめできます。

目立ちにくい

マウスピース矯正は透明で0.5mmと薄いマウスピースを口の中に入れる矯正方法ですが、従来のワイヤー矯正と違い表に矯正器具が見えるようなことはありません。

そのため、一見矯正をしているようには見えないのがメリットです。

周囲の目が気になって矯正治療を躊躇っているという方におすすめできる治療法です。

清潔感のある男性に見える

マウスピース矯正は食事の都度外し、食後はマウスピースと口内を磨いてから再度装着するため、口内が綺麗な状態が保たれ、清潔感のある状態を維持できます。

さらに、定期的に矯正歯科に通うため、歯科衛生士による口内の清掃を行ってもらえることからも、虫歯や歯周病になってしまうリスクが低いといえます。

通院回数は1~2ヵ月に1度

矯正は治療のために何度も矯正歯科に通わなければならないと考えている忙しい男性でも、マウスピース型矯正装置なら通院回数は1~2ヵ月に一度なので安心です。

前述したようにマウスピース型矯正装置は治療前にシミュレーションを実施し、治療後までのマウスピースを作製します。

そのため、自分で装置を交換することに慣れてくれば、交換のためにわざわざ通院する必要もなく、通院頻度はより短くなります。

まとめ

抜歯矯正と非抜歯矯正について、男性におすすめのマウスピース型矯正装置について詳しくご紹介しましたが、参考になりましたか?

男性も女性も関係なく審美性を求めて矯正治療をする方が増えているものの、矯正器具の見た目の問題や抜歯の問題、時間がかかるなどの理由から、矯正治療を諦めている男性も少なくありません。

しかし、抜歯矯正は全ての方に行うわけではないことや、重症の方へは抜歯をしたほうが歯並びが綺麗になることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

平日(月・木・祝日以外)は19時まで、土日は18時まで診療を行っている当院では、一人ひとりの患者さまに最適な治療を提案しております。

カウンセリングは無料となっているため、一度相談だけでもと考えている方もお気軽にご来院ください。

日々忙しく過ごす男性の方へも、時間や期間を短縮した治療を提案させていただきますので、矯正治療をお考えの方はぜひ一度千代田区の矯正歯科専門・末広町矯正歯科」までご連絡・ご相談ください。

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