千代田区の歯科・矯正歯科専門医院 末広町歯科・矯正歯科

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歯の矯正で痩せる3つの原因とおすすめの顔の筋肉トレーニング方法

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ここ数年、感染症予防の観点からマスクをする生活が当たり前になり、大人でも歯の矯正をする方が増えているのをご存知ですか?とくに若い女性を中心に、歯並びを綺麗にしたいという方が増えているのですが、歯の矯正で痩せたという方も多くいます。

一般的に、歯の矯正は痩せることが目的ではなく、歯並びや咬み合わせを改善するために行うものです。しかし、実際に自然と体重が減ったケースも多く、女性たちの間では歯の矯正をすると痩せるという噂が広がっているようです。

ところが、中にはただ痩せただけでなく、顔がコケたために老けて見えてしまうケースもあるようで、逆にお悩みに変わってしまう方も。

そこでこの記事では、歯の矯正で痩せる3つの理由と顔がコケてしまう理由、歯の矯正中におすすめの顔の筋肉トレーニングをご紹介します。

歯の矯正で痩せるという噂を聞いたことがある方や、歯の矯正で痩せたいと思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

歯の矯正で痩せる3つの理由

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歯の矯正をしたら痩せたという話をよく聞きます。歯列矯正をしたことがない方からすると、あまりピンとこないかもしれませんが、矯正装置を口の中に装着することで、普段の生活とはさまざまな面で違いが出てきます。

では、なぜ歯の矯正をすると痩せるといわれているのでしょうか。ここでは、歯の矯正で痩せる3つの理由についてご紹介します。

食べるたびに歯を磨く必要があるから

矯正装置を装着した後は、口の中の細菌が作り出す歯垢(プラーク)が、通常の2〜5倍に増えるといわれています。そのため、何か食べるたびに歯を磨く必要があり、面倒になって間食をしなくなる方もいるようです。その結果、必要最低限の食事以外で飴やチョコなどを食べる機会が減り、自然と痩せるという現象が起こります。

とくに、近年新しい歯の矯正方法としてメジャーになりつつあるマウスピース矯正では、食べ物だけでなく水以外の飲み物を飲んだときでも歯を磨く必要があります。

矯正治療をはじめるまで、ジュースやカフェラテなどをよく飲んでいた方も、自然と甘い飲み物を飲む機会が減り、少しずつ痩せると考えられるのです。

矯正装置で食べにくいから

矯正治療中は、歯と矯正装置の間に食べ物が挟まりやすいため、外食時などに食べカスが挟まることや、あとのお手入れを気にしてなかなか思いっきり食べられません。

また、ワイヤー矯正で装置の調整を行った直後や歯の違和感が気になるときは、咀嚼の際に痛みが生じる可能性もあり、おかゆやゼリーなどの消化が良い低カロリーな食べ物を選択するようになる方も。

普段揚げ物や焼き肉などの高カロリーな食べ物を食べる機会の多かった方は、歯の矯正をはじめると痩せるかもしれません。

よく咬めるようになるから

歯の矯正をしていると、徐々に咬み合わせがよくなり、正しく咀嚼できるようになってきます。

よく咬むことは、胃腸での消化や吸収を助ける働きがあるほか、満腹中枢を刺激して食欲を抑制する働きもあります。そのため、満腹感を得やすく食べ過ぎも自然と抑えられるようになるのです。

逆に、歯並びが悪い方は、しっかりと咀嚼できず満腹中枢が刺激されにくいので、たくさん食べなければ満足できないことが多いです。歯の矯正をすることで咬み合わせが整いよく咬めるようになれば、適切な量の食事だけで済むようになり、痩せる可能性があります。

とくに顔がコケてしまうのはなぜ?

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小顔は、年齢を問わず女性たちの憧れです。

「歯の矯正を行ったら小顔になった」という声も多く聞かれますが、その反面「顔だけがコケてしまって老け顔になった」という声も。

なぜそのような事態が起こってしまうのでしょうか。これには、いくつかの理由があると考えられます。

顔の筋肉を使わなくなるから

歯の矯正を行うと硬い食べ物が食べにくく、そのようなものを避けてやわらかいものを好んで食べるようになる方もいます。

今までフェイスラインが角ばっていた方やエラが張っていた方は、歯の矯正をすることで顔の筋肉(頬筋や咀嚼筋)が減り、これまで筋力によって支えられていた頬が重力で下がるため、顔がコケたように見えてしまうのです。

しかも、頬が垂れ下がってしまうことで、たるみやほうれい線の原因にもなります。とくに上顎前突、いわゆる出っ歯と呼ばれる歯並びの方は要注意です。

出っ歯の方は前歯が前方に突出していることで鼻の下の皮膚が引っ張られ、ピンと張っています。しかし、歯の矯正によって前歯が本来の正しい位置に引っ込むと、皮膚が余るようになるので、頬がたるんでいるように見えてしまうのです。

口を大きく開けるのを避けるようになるから

矯正装置の種類によっては、装置が目立つことを気にして人前で大きく口を開けるのを避けるようになる場合も。

無表情で口を最低限しか動かさない状態では、表情筋の筋力が衰えてしまいます。

顔がシャープに見えるようになるから

歯の矯正は、歯並びを整えるだけでなく口元がシャープになる効果があることは、よく知られています。以下は、歯の矯正でフェイスラインが整う可能性のある歯並びの例です。

  • 上顎前突(いわゆる出っ歯)
  • 下顎前突(いわゆる受け口)
  • 開咬(上下の前歯が咬み合わず隙間ができている状態)
  • 交叉咬合(部分的に上下の咬み合わせが逆になっている状態)

上記の歯並びの方が歯の矯正を行うと、口元が引っ込んだり咬み合わせが整ったりするため、顔の左右のバランスが整い、フェイスラインがシャープになるケースもあります。

しかし抜歯が必要な矯正治療をしたときは、歯が減ったことで前に突き出ていた部分が後ろに下がり、頬がコケてしまうことも。

抜いてしまった歯を元に戻すことはできませんので、抜歯をする必要があるかどうかについては、担当の歯科医師とよく相談することをおすすめします。

歯の矯正中におすすめの顔の筋肉トレーニング方法

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顔の筋肉は、70%が口の周りに集中しているといわれています。顔の筋肉が衰えたことによって頬がコケた場合は、顔の筋肉トレーニングで改善が可能です。

歯の矯正中からトレーニングをしておくと、治療が終わった際に頬がコケてしまうのを予防できるので、治療中から行っておきましょう。

以下は、おすすめの顔の筋肉トレーニング方法です。

  1. あ・い・う・え・おと大きく口を動かしながら言う
  2. あ・い・え・おというときは大きく目を見開いて5秒間キープ
  3. うというときだけは目をぎゅっとつむりながら5秒間キープする

歯の矯正が終わってから筋肉トレーニングをして変化した顔を元に戻すのは、大変なことです。矯正治療と同時進行で続けておくようにしましょう。

痩せるために歯の矯正を行うのはNG

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歯の矯正は、上記でご紹介したように自然と痩せる可能性があります。しかし、痩せるために歯の矯正を行うのは、決しておすすめできません。

あくまでも歯の矯正で痩せた方たちは、歯並びを整える治療の副次的な効果として自然と食事量が減少したことで、結果的に体重が減少しています。

本来のダイエットは、運動と共に食事にも気を遣って行うのが基本です。食事量だけを気にした痩せ方は、更なる筋肉量の低下やリバウンド、栄養失調や摂食障害などの恐れもあります。

反対に、運動で筋肉量をアップさせると、脂肪燃焼が促進されるため、より痩せやすくなります。痩せたいのであれば、食事量を減らして体重を減らすだけでなく、体脂肪率などにも着目してきちんとダイエットを行うとよいでしょう。

まとめ

歯の矯正で痩せる3つの理由と顔がコケてしまう理由、歯の矯正中におすすめの顔の筋肉トレーニングをご紹介しました。

歯の矯正は、近年若い女性たちの間で痩せるという噂がある歯科治療です。

たしかに、矯正治療を行った方の中には、痩せた方も存在します。しかしご存知の通り、本来は歯並びや咬み合わせを整えるための治療であり、痩せるために行うものではありません。

頬の筋肉が落ち、顔がコケて見えてしまう可能性もあることも忘れずに、本当に歯の矯正が必要だと感じる場合は、歯科医師に相談するようにしましょう。

当院では、患者様がきちんと納得されてから治療を受けていただけるように、はじめに、治療計画と最終的な仕上がりまで丁寧にご説明いたします。

歯やお口の中の状態をしっかりと把握して最適な治療法をご提案するためにも、まずは細かい検査を行い、その上で日本矯正歯科学会の認定医が治療計画を立てます。

院内は明るく清潔な環境を保つように心がけておりますので、歯の矯正を検討されている方はぜひ一度「千代田区の矯正歯科専門・末広町矯正歯科」までご相談ください。

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