歯列矯正を考えているけど、治療の流れが分からず、なかなか一歩が踏み出せない方もいるかもしれません。
そこで本記事では、歯列矯正の流れについて詳しくご紹介します。
費用や期間、押さえておくべきポイントも紹介するので、初めての歯列矯正に不安を感じている方はぜひ参考にしてみてくださいね！
歯列矯正の流れ【末広町歯科・矯正歯科の場合】
歯科医院によって治療の流れはさまざまですが、ここでは末広町歯科・矯正歯科の場合の流れを紹介していきます。
ステップ①初診相談・ヒアリング
まずは、お電話やオンラインから初診相談の日にちをご予約いただきます。
初診相談では、患者さまごとに歯並びの悩みや、治療に関する疑問を伺います。
歯列矯正は費用や治療期間がかかるため、最初のヒアリングで気になることや不安なことは納得いくまで確認しておくのが大切です。
歯列矯正のメリットだけでなくデメリットも確認して、十分納得したうえで治療に進むことが重要です。
初診相談の時間は30分～1時間程度で、費用は3,000～10,000円程度かかるのが一般的です。
歯科医院によっては無料カウンセリングとしている場合もあります。
末広町歯科・矯正歯科の初診相談は料金がかかりません。
ステップ②精密検査・資料作成
実際に歯並びや噛み合わせの状態を確認するために、精密検査をおこないます。
歯列矯正といっても、歯並びや骨格、あごの骨、虫歯や歯周病の有無など1人ひとり異なります。
患者さま1人ひとりに合った治療方針や矯正装置を作るうえで、精密検査はとても重要なステップです。
精密検査では、レントゲン撮影、歯型とり、口の中・顔の写真撮影、歯科医師による視診をおこなうのが一般的です。
当院では口腔内デジタルスキャナー（iTero）を使用します
末広町歯科・矯正歯科では、口腔内を3Dスキャンする専用機器『iTero』を使用しています。
歯型をとる際は、シリコンを口の中に入れる場合が多く、患者さまの中には苦しいと感じる方も少なくありません。その際、型取りが上手くいかなかった場合はやり直しすることもあります。
iTeroは約5分程度、口腔内を沿うようにスキャンするだけなので、快適かつ正確に情報の取得が可能です。精密な情報をもとに、治療計画を立てられるため、歯列矯正の成功率もグンと上がります。
また、放射線を使用しないため、被ばくの心配がないのもメリットです。
ステップ③診断・カウンセリング・治療方針の提案・ご契約
精密検査から3～4週間後、検査資料をもとに、診断結果や具体的な治療計画、期間、費用のお見積りなどをご提案いたします。
初診のヒアリングとは違って、患者さまの状態に合った治療方針やスケジュールが決定します。
矯正治療のリスクや副作用などもしっかりご説明して、治療方針に十分納得いただいたうえで治療をスタートしていきます。
ステップ④矯正治療開始
同意書にご署名・捺印をいただいたら、治療計画に沿って矯正が開始されます。
虫歯や歯周病がある方は治療をしてから、抜歯が必要な場合は抜歯をしてから、ブラケット、ワイヤー装置、マウスピースなど矯正器具をつけて矯正治療がスタートします。
末広町歯科・矯正歯科では、ワイヤー、マウスピースなど装置に合わせた説明や、治療期間中に注意すること、歯磨きの仕方なども丁寧にお伝えしています。
ワイヤー矯正とは
歯の表面にブラケットと呼ばれる器具を装着して、ワイヤーを通して、適切な力をかけながら歯を動かしていく治療です。
適応範囲が広いため、さまざまな歯並びの方に向いています。
月に1回程度の間隔で通院して、口の中でトラブルが起きていないか、歯がしっかり移動しているかどうかを確認します。
マウスピース矯正とは
透明なマウスピースを装着して、1週間～2週間ごとに付け替えることで歯を動かしていく治療方法です。
透明で目立たないため、周りの目が気にならないのがメリットです。
1.5カ月から2ヵ月ごとに一度通院して、計画通りに歯が移動しているかどうか確認します。
ステップ⑤保定期間・定期検診
矯正治療をおこない歯並びが整ったら、後戻りを防ぐために『リテーナー』と呼ばれる保定装置を取り付けます。
矯正治療は本来かからない力をかけて動かすため、矯正装置を外した直後は元の歯の位置に戻ろうとします。患者さまの状態によって異なりますが、矯正治療で整えた歯並びを安定させるためには、約2年、保定期間が必要です。
保定期間中も定期的に歯科医院に通っていただき、経過観察をしていきます。
保定の必要がないと判断されれば、矯正治療は終了となります。
歯列矯正の流れでよくある質問
さいごに、歯列矯正に関するよくある質問を、末広町歯科・矯正歯科の場合でご紹介します。
治療期間について
歯列矯正にかかるトータルの期間は、患者さまによっても異なりますが、約2～3年かかるのが一般的です。
それぞれのステップでかかる期間は次のとおりです。
● 初回の相談から矯正装置をつけるまでには、最短でも1ヶ月程度かかります。
● 矯正装置をつけてから外すまでは、マウスピース矯正の場合は3ヶ月～3年程度、ワイヤー矯正の場合は1年～3年程度かかります。
● 矯正装置を外した後も、後戻りを防ぐためにリテーナーを1～2年程度装着します。
治療費用について
歯列矯正にかかる治療費の目安は下記のとおりです。
● ワイヤー矯正の場合：80万～170万円
● マウスピース矯正の場合：80～120万円
歯列矯正にともなう抜歯について
歯列矯正で抜歯が必要になるケースは次のとおりです。
● 歯を並べるスペースが不十分な場合
● 親知らずが残っていて歯並びに影響を与える場合
● 上下のあごにズレが生じている場合
歯並びが大きく乱れていない場合は、抜歯せずに矯正するケースもあります。
歯列矯正中の痛みについて
歯列矯正中の痛みは下記のタイミングで発生することが多いです。
● 矯正装置をつけたり交換したりするタイミング
痛みがある場合は1日くらいで落ち着き2～3日程度でなくなります。
● 食事中や上下の歯がぶつかるタイミング
痛みがある場合は矯正に慣れることでおさまる場合が多いです。
● 装置があたって口の中が傷ついたり口内炎ができたりするタイミング
口内炎の痛みは3～4日程度で落ち着きます。矯正装置があたる場合は矯正用ワックスを使用することで痛みが軽減されます。
歯列矯正中の痛みは、慣れることで徐々に落ち着いていくケースがほとんどです。
しかし、生活に支障が出る場合や、痛みが長く続く場合は、我慢せずに歯科医師に相談するのがおすすめです。
歯列矯正中に日常生活で気をつけること
歯列矯正中に気をつけることは次のとおりです。
● 歯に負担がかかる食事は避けること（硬いもの、粘着性のあるもの）
● 歯科医師の指示に従って治療を進めること
● 丁寧にセルフケアをおこなうこと
とくに、歯列矯正中はいつも以上に丁寧なセルフケアをおこなうのが大切です。
途中で虫歯や歯周病にかかってしまうと、治療を中断せざるを得ないことも・・。
矯正装置をつけていると、磨きづらくなったり、しっかり汚れがとりきれなかったりすることもあるため、歯科医院に正しいやり方を確認して丁寧なセルフケアを心がけましょう！
歯列矯正の流れを理解して納得のいく選択をしましょう！
歯列矯正の流れをくわしく解説しました。
歯列矯正を始めるか迷っている方の中には、治療に対してさまざまな不安を抱える方も多いかもしれません。
まずはカウンセリングや検査を受けて、自分がどのような状態で、どのような歯列矯正ができるのか（向いているのか）などを、相談するのがおすすめです。
歯列矯正は治療期間や費用がかかるため、後悔のないように自分が信頼できる歯科医院で治療を受けるのが大切です。不安なことや疑問などはしっかり確認・納得したうえで、治療を始めましょう！
末広町歯科・矯正歯科は、千代田区秋葉原で矯正歯科を専門に治療している歯科医院です。
末広町駅4番出口から10ｍ、秋葉原駅、湯島駅6番出口から徒歩6分とアクセス抜群◎
平日は19時まで、土日も診療をおこなっているので、忙しい方も通っていただきやすいのがポイントです。
矯正歯科専門のドクターが多数在籍しており、幅広い診療メニューの中から、患者さまに合ったオーダーメイドの矯正治療をご提案いたします。
初診相談は無料になるので、まずはお気軽にご相談ください！
