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埋伏歯の矯正治療で保険が適用されるケースと費用相場

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「子どもの埋伏歯を矯正治療したい」「いずれ生えてくるだろうと思っているうちに、大人になってしまったが、矯正治療を検討している」

埋伏歯を自覚している方の中には、矯正治療で歯並びを整えたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

一般的に、歯並びを整える矯正治療は保険適用外となるため、まとまったお金を用意する必要があります。そのため費用に不安があり、なかなか矯正治療をはじめられない方がいるのも事実です。

しかし、厚生労働省が定める一部のケースにおいては、矯正治療が保険の対象となる場合があることをご存知ですか?

実は、乳歯から永久歯への生え変わり時期に、永久歯が歯茎や骨に埋もれたまま生えてこない埋伏歯も、保険適用内で矯正治療を受けられる可能性があります。

そこでこの記事では、埋伏歯の矯正治療の詳細、保険が適用されるケースと費用相場についてご紹介します。埋伏歯の矯正治療を検討されている方や費用が気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

埋伏歯の矯正治療とは

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埋伏歯とは、上述した通り歯冠のすべてもしくは一部が、歯茎や顎の骨の中に埋まって出てこない歯のことです。歯が骨の中にすべて埋もれており、まったく見えない状態のものを「完全埋伏歯」、歯の一部が歯茎から出ているものを「不完全埋伏歯」といいます。

埋伏歯の多くは親知らずですが、犬歯などの咬み合わせに重要な歯も埋伏歯になりやすく、その多くは歯が生えるスペースが足りないことが原因で起こります。

では、この埋伏歯の矯正治療とはどのように行われるのでしょうか。ここでは、埋伏歯の矯正治療の方法や手順についてご紹介します。

埋伏歯の治療法

親知らずは、埋伏歯の代表的なものです。親知らずの治療法というと、抜歯を思い浮かべる方も多いですが、必ず抜くわけではなく、正常な歯と同じようにまっすぐ生えている場合にはそのまま残すこともあります。

しかし歯冠が半分だけ見えている場合や、斜めや横など生える方向に問題がある場合は、歯ブラシが届きにくく虫歯のリスクも上昇するため、多くの場合抜歯を行います。では、親知らず以外の歯が埋伏歯である場合は、どのように治療を行うのでしょうか。

一般的に、埋伏歯の治療では開窓術と牽引を行います。

開窓術とは、歯茎を切開して埋伏歯の歯の頭の部分を露出させる処置のことです。歯が生える方向や根っこの状態によっては、開窓術のみで永久歯が生えてくる可能性もあります。しかしそれでも生えてこない場合は、開窓術によって露出した歯に矯正装置を装着し、埋伏している歯を、本来あるべき位置まで引っ張り出す必要があります。

ただ、開窓術や牽引は一般的な矯正治療よりも外科的な処置や通院回数が増えるなど、患者さんにとって負担が大きくなるため、歯科医師とよく話し合って検討するとよいでしょう。

患者さんが子どもで、永久歯が生えるスペースが足りなくて歯が生えてこられないときには、乳歯を少しだけ削ったり顎の骨を広げる矯正装置でスペースを確保したりすると、自然と埋伏していた歯が出てくることもあります。

埋伏歯の治療の流れ

埋伏歯が存在することによって、隣り合う歯や口の中全体に悪影響が及んでしまう場合には、抜歯が選択されることもあります。しかし、埋伏歯が歯並びや咬み合わせにとって必要な歯である場合には、矯正治療によって埋伏歯を正常な位置まで誘導するのが理想的です。

以下は、一般的に行われる埋伏歯の治療の手順です。

  1. ワイヤー矯正で埋伏歯が萌出できるスペースを確保する。
  2. 局所麻酔を施し、歯茎を切開して永久歯の歯冠を露出させる。
  3. ゴムなどを用いて埋伏歯の牽引を開始する。
  4. 埋伏歯の移動がある程度進んでから、ブラケットを装着して本来あるべき正確な位置へ移動させる。

歯茎を切開する開窓術は小手術の一つです。10分程度で終わる比較的簡単な手術ですが、牽引には平均で半年から1年程度の期間がかかることも覚えておきましょう。

さらに、埋伏歯の牽引が終了した後は、歯並びや咬み合わせを調整するために歯列全体の矯正治療を行う場合もあります。

埋伏歯の矯正治療は、一般的な矯正と同じように何歳でも受けることは可能です。ただし、年齢が若いほどスムーズに歯を移動できるので、埋伏歯の存在を確認し牽引が有効だと判断された場合には、できるだけ早めに治療を受けることをおすすめします。

埋伏歯の矯正治療で保険が適用されるケースと費用相場

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「埋伏歯を矯正治療で治したい」と思い、歯科医院へ相談される方も多いですが、矯正治療を検討する際にもっともネックになるのは、費用ではないでしょうか。

なぜなら、一般的に矯正治療は保険適用外であり、かかる費用のすべてを患者さんが負担することになるからです。自身の治療はもちろん、子どもの歯並びを整えたい親御さんにとっては、矯正治療の費用負担は家計に重くのしかかることでしょう。

しかし実は、埋伏歯の矯正治療では、ある条件を満たすと保険適用内で診療を受けられることをご存知の方はあまり多くありません。そこでここでは、埋伏歯の矯正治療で保険が適用されるケースと費用相場についてご紹介します。

埋伏歯の矯正治療で保険が適用されるケースとは

一般的に、歯並びや咬み合わせを整える矯正治療は保険適用外の自由診療であるため、患者さんが治療費を全額負担しなければいけません。しかし埋伏歯に限らず、一部の症例については保険適用内で治療を受けられる場合もあり、費用の負担が大きく減らせるのです。

以下の場合は、矯正治療が保険診療の対象となります。

  • 「厚生労働大臣が定める53の疾患」に該当する咬合異常に対する矯正治療
  • 前歯3本以上の永久歯萌出不全が原因の咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とする症例限定)に対する矯正治療
  • 外科手術が必要な顎変形症の手術前後に行う矯正治療

さらに、保険適用内で矯正治療を受けられるのは、厚生労働大臣が定める施設基準に適合した指定医療機関のみであることにも注意しましょう。

上記の3つの条件の中で、埋伏歯の矯正治療が該当するものは、前歯3本以上の永久歯萌出不全が原因の咬合異常に対する矯正治療です。しかも、埋伏歯開窓術が必要な症例に限定されており、この処置と同時に矯正治療を行うことが認められた場合にのみ、矯正治療を含むすべての治療が保険適用となります。

埋伏歯の矯正治療の費用相場

上記でもご紹介した通り、埋伏歯の矯正治療には保険が適用されるケースもありますが、そのような症例はそう多くありません。

そのため、埋伏歯を牽引し矯正する治療は、保険適用外になるケースが多くなります。これは、歯の矯正治療では病名がつかない審美目的の治療には、保険が適用されないことと同様の扱いになるからです。

歯茎を切開して埋伏歯を露出する開窓術についても、矯正治療の範囲に含まれるため、保険適用外となり、大体35,000円〜50,000円の負担になります。

そして牽引については、埋伏歯の状態や本数などにもよりますが、大体50,000円〜150,000円になるケースが多いようです。さらに、埋伏歯を矯正後に歯列全体の矯正治療が必要な場合には、プラス300,000円〜800,000円の費用が必要です。

子どもの場合で早期に治療を行う場合は、もう少し費用をかけずに治療が行えるでしょう。
歯科医院によっては、矯正治療の費用の中に牽引の費用を含んでいる場合もあるようなので、事前に確認してみることをおすすめします。

保険適用内で矯正治療が受けられる場合は、上述した費用の3割が患者さんの負担額になります。保険適用外で埋伏歯の矯正治療を受けると、大体1,000,000円前後かかるので、その3割負担で300,000円前後を負担することになるでしょう。

ただし、矯正治療の費用については、患者さん一人ひとりの口の中の状況によって異なりますので、あくまでも参考程度にお考えください。

まとめ

埋伏歯の矯正治療の詳細、保険が適用されるケースと費用相場についてご紹介しました。

埋伏歯は、歯茎を切開して埋もれている歯を露出させ、矯正器具で引っ張り出すことで正常な歯列に戻すことが可能です。しかし矯正治療が必要と判断された方の中には、費用の負担に不安があり、治療を躊躇されている方も多くいます。

上記でもご紹介したように埋伏歯の矯正治療では、前歯3本以上の永久歯萌出不全が原因の咬合異常に対する矯正治療で、開窓術を必要とする症例は保険適用内です。

なかなか厳しい条件ではありますが、口の中の健康を守り将来より多くの歯を残すためにも、できるだけ矯正治療を受けることをおすすめします。

「末広町矯正歯科」では、治療の事前説明を重視し、患者様がきちんとご納得された上で治療を受けていただけるように努めています。

デンタルローンによる分割のお支払いにも対応しておりますので、費用に不安を感じている方でも矯正治療が受けやすいのではないでしょうか。

埋伏歯の矯正治療を検討されている方は、ぜひ一度「末広町矯正歯科」までご相談ください。